小学校入学後の登校渋りと予防策
小学校教師であり、塾講師でもあり、そしてママでもある、冬野はなです🌸こんにちは&初めまして😀
保育科&教育学科卒の小学校教師が、地頭をよくする遊びや親の関わり方、小学校入学を見据えた育児のコツなどを投稿していきます✨
小学校で一年生の担任をした際、幾度となく登校渋りをする子どもたちに出会ってきました。
それはもう親御さんが大変で😅
お子さんを何とか付き添って連れてきても、今度はお母さんと離れることが嫌で泣いてしまいます💦
そんな子がクラスに2人、3人といるんです😵
学校ではしないけれど、家で登校渋りをしている子たちを入れると、もっとたくさんの子に登校渋りが出ています😭
この登校渋り、一時的なものではあるのですが、長い子ですと2学期の半ば頃まで続きます😱💦
さて、その登校渋り、なぜ起こるかを説明しましょう。予防策も記載しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
皆さんは『小1プロブレム』という言葉を聞いたことはありますか?
近年、よく耳にする『小1の壁』は、大人が抱える問題のことでして🧐
小1プロブレムとは、子どもが小学校での生活や雰囲気に馴染めず、落ち着かないことが続くことを言います☝️
幼稚園や保育園の環境と、小学校の環境は大きく違ってきますよね。
その環境の違いに上手く馴染めない状態が続くと、
⚫︎登校渋り
⚫︎授業中の立ち歩き
⚫︎集団行動がとれない
⚫︎黙って授業が受けられない
⚫︎友達とのトラブルが絶えない
などの問題が表面化し、また、その状態が続きます💦
また、この小1プロブレムは一年生のクラスの1割にこの状況の子がいると言われていて、かなり身近な問題でもあると言えます🤔
この小1プロブレム、誰でも多少は起こり得るのですが、大きくならないに越したことはありませんよね💦
ここからは、予防策を4つ紹介します。
一つひとつに改善策も書いているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
①「勉強するところだよ。」と、言いすぎない
学校の説明として、「勉強するところだよ。」と、説明される方が多いと思います。
説明としては正しいことなので、つい言いたくなると思うのですが、今まで遊びの中で学ぶことを中心としていた入学前後の子どもには、刺激が強く、知らず知らずのうちにプレッシャーになりやすい言葉でもあります。
勉強で難しさや退屈さを感じた時には、登校渋りに繋がりやすいです💦
ぜひ、学校の説明をされる際には、「お友達や先生に会えるところだよ」と、教えてあげてください✨
そんな中楽しみを持てる会話の中で、「お勉強もするよ。」と教えてもらう分には問題はありません☺️
②困った時の対処法を伝えておく
例えば、
・授業中にトイレに行きたくなったらどうする
・給食を全部食べられなかったら
・わからないことがある時は
など、お子さんが学校で困った時の対処法をあらかじめ伝えておいてあげてください😀
そうすることで、お子さんも不安感が解消されます✨
③親子間の対話を重ねる
信頼関係のある親御さんと何気ない会話をたくさんすることで、不安感や困っていることが自然に解消されることもありますし、「行きたくない!」となる前に、小出しでしんどさを口にしやすくもなります☺️
親子間の対話があってこそ、子どもの心の安定はあり得るのです☺️
④生活リズムを整える
生活リズムの乱れは、気持ちの乱れにつながります😰💦
というのも、睡眠の質が下がったり、そもそも睡眠時間が短くなったり…💦
そうすると成長ホルモンや、メンタルを落ち着けるホルモンもきちんと出なくなってしまうので、気持ちが乱れやすいのです💦
元気な時には何とも感じないことが、生活が乱れると不安に感じてしまうこともあるんです😳💦
学童期、6〜13歳の理想の睡眠時間は9〜11時間と言われているので、意識してみてくださいね✨
今回は、小1プロブレムの中でも、登校渋りに焦点を当てて、書いてみました。実際にはもっとたくさんの問題を子どもは抱えていて、登校渋りは氷山の一角に過ぎません。
予防策は、今回のことだけでなく、色んな子どもたちの問題にも通じることなので、育児の中で大切に意識してみてください☺️
小学校入学前や小学校生活、乳児期幼児期についても、育児の中で何か困っていること、不安なことがあられましたら、お気軽にコメントください☺️インスタのDMでも受け付けています✨
インスタ→@hana.huyuno
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